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高山・丹生川町が「石仏探訪マップ」作成-「石仏の宝庫」をナビ

新たな観光素材を目指して作成された「石仏探訪マップ」

新たな観光素材を目指して作成された「石仏探訪マップ」

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 高山市役所丹生川支所(高山市丹生川町、TEL 0577-78-1111)が4月、石仏探訪マップ「里山こみち」を作成した。

丹生川地区最古といわれる石仏

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 高山市丹生川町地域は、江戸時代中期から昭和時代までに安置された石仏が数多く点在し、飛騨市神岡町、高山市上宝町と並んで「石仏の宝庫」といわれている。

 同マップでは同町内173カ所・全470体に及ぶ石仏の所在地を地図で示し、代表的な石仏の写真を掲載するほか、イラストと写真を交えて付近の里山風景も紹介している。

 同支所基盤産業課の牧野良平さんはマップ発行にあたり、「身近にある地域資源の良さをあらためて見直した。昔から人々の暮らしに溶け込み里山の原風景と共に残されてきた石仏を、この機会に多くの方に見ていただきたい。石仏と共に、周辺にある人々の暮らしの情景や、のどかな農村風景も一緒に楽しんでいただければうれしい」と話す。

 「今後は地域住民を対象とした見学会の開催や、新たな観光交流素材としてモニターツアーの実施も検討している」とも。「ゴールデンウイークは石仏マップ片手に、徒歩や自転車でゆったりのんびり、石仏や農村の景観探訪を楽しんでみては」と牧野さん。

 仕様は両面カラー・B2判(八つ折りB5判)で、発行部数は5000部。同支所などで無料配布している。

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