高山のビール製造会社「地ビール飛騨」(高山市西之一色町、TEL 0577-36-3434)が8月8日、飛騨白川郷産の米を使った新商品「飛騨ホワイトビール」を発売した。
これまでに飛騨産のりんご、桃、ブルーベリー、温泉の源泉など地元素材を使ったオリジナル地ビールの製造・開発を手掛けてきた同社。社長の説田三郎さんは「いつか白川郷の清らかな自然や文化の魅力が伝えられるような地ビールを作ってみたいと思っていた」と話す。
白川郷の秋の風物詩「どぶろく祭り」がテーマという同商品は、副原料に岐阜県白川村萩町産の「ひとめぼれ」を使う。クリーミーな泡立ちとさっぱりした口当たりに、さらりとしてふくよかな味わいが特徴。
説田さんは「当商品はひとまず完成したという所。地ビールは生き物なのでここからさらなる進化を重ねていければ。これからも素材にこだわり地域の魅力を伝えていけるような地ビールを作り続けていきたい」と意欲を見せる。
販売価格は1本(330ミリリットル)=550円。