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高山フィン・ユール邸で初の個展-「美術空間~猪飼節子絵画展」

会場の様子

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 高山の木工家具メーカー「キタニ」敷地内の「高山フィン・ユール邸」で11月24日、「美術空間~猪飼節子絵画展」が始まった。主催はNPO法人「フィン・ユール・アート・ミュージアムクラブ」(高山市松倉町)。

フィン・ユールの寝室と猪飼さんの作品

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 デンマーク人デザイナー「フィン・ユール」生誕100年にあたる今年1月に竣工した同施設は、北欧と日本のデザイン双方の共通項を知る空間として、1942年建築当初のフィン・ユール自邸を外観から内装に至るまで忠実に再現している。

 同館で初めての開催となる個展では、ドイツ・デュッセルドルフ在住の画家・猪飼節子さんのアクリル画や油彩画を中心に、心象風景を描いた「原風景」シリーズ作品約20点を展示する。

 同館スタッフの小鷹正晃さんは「猪飼さんはフィン・ユールが自邸をデザインした年と同じ1941(昭和16)年生まれの画家。今回の作品群は、『抽象画』でなく頭の中に浮かぶ風景を描いた『想像画』ともいえるもの。見る人によっては自然だったり、心の中だったりと、自分の中にある原風景を呼び起こす作品の世界観を楽しんでほしい」と話す。

 開館時間は10時~12時、13時~15時。入館にはフィン・ユールアート・ミュージアムクラブ協賛金(3,000円)と事前予約が必要(TEL 0577-34-6395)。12月9日まで。

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