高山市内の造り酒屋で1月17日から、恒例の「酒蔵めぐり」が開催される。主催は飛騨・高山観光コンベンション協会(高山市天満町、TEL 0577-36-1011)。
「寒地に良酒あり」――飛騨高山の地酒に親しんでもらおうと、1975(昭和50)年に始まった同イベントは今年で39回目。
今月17日~2月27日までの期間中は、同市内の造り酒屋6軒が1週間交代で普段は立ち入り禁止の酒蔵の一部を公開し、専属ガイドが酒造りの様子を案内するほか、代表銘柄の無料試飲などを行う。蔵元ではそれぞれ、買い物客に記念杯をプレゼントするなどの特典も用意している。
今年のオープニングは、1839(天保10)年創業、飛騨で唯一の古酒専門蔵元の「川尻酒造場」(上二之町、TEL 0577-32-0143)。代表銘柄は熟成古酒「ひだ正宗」、人気商品は「天恩(てんおん)」など。
開催日程は次の通り。1月17日~23日=川尻酒造場、1月24~30日=二木酒造(上二之町、TEL 0577-36-1011)、1月31日~2月6日=平瀬酒造店(上一之町、TEL 0577-36-1011)、2月7日~13日=舩坂酒造店(上三之町、TEL 0577-36-1011)、2月14日~20日=平田酒造場(上二之町、TEL 0577-36-1011)、2月21日~27日=原田酒造場(上三之町、TEL 0577-32-0120)。
公開時間は、午前10時~正午、13時~16時(受け付けは午前・午後共に終了15分前まで。販売は随時)。参加無料。