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飛騨古川で和装イベント「色和衣」-浴衣でビアガーデン、天体観測会など

来場を呼び掛ける「色和衣」スタッフ

来場を呼び掛ける「色和衣」スタッフ

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 飛騨の匠文化館(飛騨市古川町)で8月7日、和装イベント「色和衣~irowai飛騨古川」が開催される。

「夏の色和衣」イメージビジュアル

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 飛騨古川を日本一着物の似合う町にするプロジェクトの一環として開く同イベントは今回で3回目。2011年秋の「きつね火祭り」と今年春の「古川祭り」に際し地元呉服店の協力を得て企画しところ、地元内外の観光客やカメラマンから好評を博した。夏の開催は初めて。

 当日は、古川町にある地元金融機関各支店で行員たちが一斉に浴衣を着て通常業務に当たるほか、支店の一部ではギャラリーコーナーで、これまでのベストショットを集めた「色和衣写真館」を展示する(8月末まで)。

 会場では、旧暦の七夕に合わせて願い事の短冊を掛けるササ飾りを用意。「大人の縁日」と題して地元居酒屋による「一夜限りのkan-kanビアガーデン」を開くほか、「夜店屋台」「路上ミニライブ」「ちょっとした花火」「天体観測会(21時~)」を予定する。匠文化館2階では、NPO法人「思い出の絵本展」とのコラボイベントとして、ほのかな明かりの中で絵本と向き合う「絵本の読み聞かせライブ」を行う。時間は、子どもの部=17時~、大人の部=20時~。

 実行委員の大洞優子さんは「瀬戸川沿いの白壁土蔵群や木造建築が立ち並ぶ『風景の和』と『着衣の和』を堪能いただき、町の良さ、着物の良さ、日本の良さを、これからもたくさんの人に発信していければ。数人で始めた小さな取り組みだが、今後もずっと続けていきたい」と意欲を見せる。

 時間は17時~22時ごろ。当日は会場内で「浴衣の着付け」(500円)、「げた・浴衣レンタル」(1,000円、着付け料込み)も受け付ける。問い合わせは「色和衣」実行委員会事務局・大洞さん(TEL 090-7439-4644)まで。

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