飛騨・神岡町で11月10日に開催予定の「レールマウンテンバイク(RMTB)と街中散策&ご当地グルメツアー」の体験モニターを募集している。主催は神岡体験型観光連携委員会。
企画意図について、同委員会事務局の中谷勝さんは「神岡町にはニュートリノ研究で有名な『スーパーカミオカンデ』や『カムランド』があるが、研究施設のため普段は一般人立ち入り禁止。しかし他にも『RMTB』『昭和初期の町並み』『B級グルメ』など、面白い観光スポットがたくさんある。観光コースとしてそれらを周遊した場合の感想を聞きたい」と話す。
RMTBは、2006年に廃線となった神岡鉄道のレールの上を自転車で走る世界初のアトラクション。脱線しないよう鉄製のフレームで固定された左右2台のマウンテンバイクにまたがり、往復約6キロのレール上を自力で走る。土曜・日曜のみの営業で5年前から行われているが、1週間前には予約でいっぱいになるという人気の観光スポット。
今回のモニタリングでは、このRMTBを含む2コースを用意。「飛騨神岡とんちゃんコース」では、RMTB(約40分)を途中下車して町歩きの後、名物の「神岡とんちゃん(甘辛みそで味付けされた牛ホルモンの鉄板焼き)」で昼食、その後ストックを両手に持ち各所を巡る「ノルディックウオーキング」を行う。
「飛騨牛すじカレーコース」は、RMTB往復(約60分)をフル走破。町歩きの後、「酵素玄米の飛騨牛すじカレー」で昼食を取り、その後「神岡青磁」の陶芸体験を行う。
定員は、「とんちゃん」コース=18人、「カレー」コース=10人。先着順。料金は両コース共に1,500円。雨天決行。詳しくはホームページで確認できる。