飛騨市古川町で11月8日から、「まちゼミ・得する町のゼミナール」が開催される。主催は古川町商工会。
地域住民の暮らしに密着した地元専門店の店主らが講師となり、店内でオリジナル講座を展開する「まちゼミ」。飛騨市での開催は今回が初めて。
同会事務局の向林幸代さんは「大型店ではなかなか頼みづらい悩みにも臨機応変に対応できたり、少々のわがままなら聞いてもらえたりするのが町のお店の強み。講座は今後も継続して企画し、地元のお客さまがいつでも気軽に立ち寄れる場所づくりのきっかけにしていきたい」と話す。
27店で開く講座は全30講座。「必見!家電を長持ちさせる裏ワザ講座」(みちでんき)、「知りたい!相続・相続税のこと」(古里圭史公認会計士・税理士)、「じぇじぇ!プレゼントがラッピングで大変身」(ポポロ)、「そばピザ!作って食べよう」(蕎麦正なかや)、「目からウロコ!お酒の楽しい飲み方」(蒲酒造場)、「玄米食べてみんかな?」(福山米穀店)、「着物着せ替えごっこ」(和と呉服 大洞)など。
「くすりのしもで」で今回、食養生とツボ講座の講師を務める下出由美子さんは「古里圭史さんは、私が学生時代に保育園実習で出会った地元の子ども。今や立派になって里帰りし、まさか一緒にまちづくりの一端を担う日が来るとは思わなかった。過去と未来はつながっていると実感し感慨深い。これから先も、世代を超えて共に考えみんなの笑顔が続く町にしていきたい」と期待を寄せる。
開催期間は今月8日~30日。各講座は2回~3回実施し、受講料は基本無料(一部材料費別途)。「飛騨古川ファンを増やそうプロジェクト」ブログでも詳しい情報を公開している。受講に関する問い合わせは古川町商工会(TEL 0577-73-2624)まで。