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飛騨古川で軽トラバザール-荷台満載ズラリ41台、新そば祭りと同時開催

飛騨の匠特製のかんなくずプールで遊ぶ子どもたち

飛騨の匠特製のかんなくずプールで遊ぶ子どもたち

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 飛騨市古川町で10月25日、「飛騨市軽トラバザール」が開催される。同日と翌26日の2日間、軽トラバザール会場近くの「まつり広場」(古川町壱之町)では、飛騨市内7カ所の手打ちそば店の新そば食べ比べが楽しめる「飛騨新そば祭り」も同時開催する。

飛騨新そば祭り会場の様子

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 地元民が野菜や工芸品など自慢の一品を軽トラックの荷台に積んで持ち寄る軽トラバザールは今年で7回目。これまでは、飛騨市職員らによる「KTBでつなぐ会」の主催だったが、今回から市民有志で組織する「軽トラバザール実行委員会」が主催を引き継ぎ、初めて企画運営を行う。

 当日は、飛騨市古川町中心部の2会場で合わせて41台の軽トラ店舗が軒を連ねる予定。第1会場の瀬戸川駐車場(飛騨市古川町殿町)では、今年採れたばかりの新米をはじめ、飛騨の地野菜、宮大工手作りの神社用品、イワナの塩焼き、あぶらえ(エゴマ)入りベビーカステラなど、地元ゆかりの品々が中心。

 第2会場の田近駐車場(同壱之町)は、ハンドメード雑貨、化粧品、アンティークコレクションなど、フリーマーケットとクラフト系が中心となる。

 中には、飛騨の匠(たくみ)による「源泉掛け流し」ならぬ「原木削り出し」の「かんなくずプール」も。16日午後、実行委員長の谷邉浩也さんほか実行委員を務める地元の大工らが同イベントPRのため、地元の子どもたちに県内産ヒノキ材を削ったかんなくずのプールを初披露した。

 子どもたちは、敷き詰められたかんなくずいっぱいのプールに体をうずめたり、軽トラの荷台のふちから飛び込んだりしながら、「いい香りがする」と大喜びで遊んでいた。

 谷邉さんは「飛騨にたくさんある木の良さを子どもたちに五感で感じてもらいたいと思い、このプールを企画した。それに軽トラ出店者は飛騨市民と市内の事業者のみ。飛騨市民の元気を地元内外の多くの人に発信できたら」と意気込む。

 当日は、同プール横でかんな削りの実演も行い、削り立てのかんなくずは部屋の芳香剤や入浴剤として持ち帰ってもらえるよう、来場者に振る舞うという。

 開催日時は、軽トラバザール=10月25日のみ、9時~15時(雨天順延=翌26日)。飛騨新そば祭り=同25日・26日、10時~16時(26日は15時まで)。共に入場無料。

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