高山のさんまち通り商店街で7月28日、「ちょけらまいか 大仮装盆踊り大会」が開催される。
飛騨言葉「ちょけらまいか(=ふざけようじゃないか)」を合言葉に、オリジナルソング「ちょけらまいか音頭」や民謡「ひだやんさ」にのせ、趣向を凝らした手作り衣装とパフォーマンスで夏の飛騨路を彩る同イベントは今年で23回目。「飛騨高山サマーフェスティバル」の一環。
今年は、高山市、下呂市の個人や団体、企業から約20チーム300人が参加する。見どころは、その時々の話題や流行を取り入れた衣装や振り付け、見る人に伝えたいメッセージを体で表現したバラエティー豊かな仮装行列。年齢や立場、国籍を越え、熱のこもったパフォーマンスで会場を盛り上げる。
総合グランプリ(=ちょけるんグランプリ)チームには、高山市内で使える商店街共通商品券20万円分を進呈するほか、熱演賞(商品券5万円分)、審査員特別賞(同3万円分)なども用意する。
平均年齢78歳という代表メンバー25人で今年初参加するチーム「楽しみながら元気になろう会」では現在、当日に向けての衣装や小道具作りに余念がない。チームリーダーの山本好枝さんは「飛騨で生まれ、飛騨に生涯をささげた女の一生をテーマに、『飛騨の女』の生まれてから死ぬまでを力強く表現したい。ぶっつけ本番でちょけらまいかに挑む。『半端ない』飛騨の老人の力を見てほしい」と意気込む。
開催時間は19時~20時30分。小雨決行。