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「アサヒスーパードライ『飛騨』ラベル」販路拡大へ-3エリアから飛騨全域に

飛騨全域に販路を拡大する「スーパードライ『飛騨』ラベル」

飛騨全域に販路を拡大する「スーパードライ『飛騨』ラベル」

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 「高山酒類卸」(高山市問屋町)が4月8日、これまで高山市と下呂市のみで展開していた「アサヒスーパードライ『飛騨』ラベル」の販売を飛騨全域に拡大した。

アサヒスーパードライ「飛騨」ラベル

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 地域限定イラストとロゴをあしらったデザインラベルの同商品は、アサヒビール(東京都墨田区)が地域共生事業型営業活動の一環として、これまで高山市と下呂市の一部地域で販売してきたもの。

 同社中部統括本部(愛知県名古屋市)によると、東海地方で現在展開している「ご当地デザイン」ラベルは、岐阜県飛騨地域、三重県伊勢・志摩・鳥羽地域の2種類。今月19日には静岡県浜松地域もラインアップに加わる予定。飛騨地方では2007年4月に「下呂温泉」ラベルが登場以降、同6月に「リアルジャパン飛騨高山」ラベル、「奥飛騨温泉郷」ラベルをそれぞれの地域で展開。2011年3月にはラベルデザインを「飛騨」に統一した。

 規格は「アサヒスーパードライ」中ビン(500ミリリットル)。社名ロゴの下には、「風情ある飛騨の里山のイメージ」を描いたイラストと力強さを表現した「飛騨」の文字が記されている。同社では本年度4万5000箱(90万本)の販売を目指す。

 販売エリア拡大を記念して販促ポスターも刷新。今回新エリアとなった飛騨市で毎年開催される2大祭り「起こし太鼓(古川祭=古川町)」と「神岡祭(神岡町)」の光景を背景に採用し、「匠(たくみ)の技息づくまち古川に、懐かしい昭和のまち神岡に 本物のうまさがよく似合う」と記している。同ポスターは今後、飛騨地域の小売店や飲食店に配布する予定。

 同社岐阜支店担当副部長の西依祐孝さんは「ささやかではあるが、当デザイン商品が飛騨地域のお客さまをはじめ旅行客の話題になり、地域活性化の一助につながれば」と話す。

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