「新穂高ロープウェイ」(高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉)山間駅周辺で現在、紅葉が見頃のピークを迎えている。
標高1300メートル付近のしらかば平駅・鍋平高原周辺では、ブナ、カエデ、シラカバ、ツタウルシ、オオヤマザクラなどの木々がそれぞれ鮮やかに色づき、訪れた旅行者たちの目を楽しませている。
ロープウエーのゴンドラから見下ろす山々は赤、黄、オレンジに染まり、まるで錦色のじゅうたんを敷いたような景色が広がっている。
新穂高ビジターセンター「山楽館」の桃井敬一さんによれば、10月上旬ごろから色づき始めた紅葉は山頂付近が終わり中腹では今がピーク。「色鮮やかさはここ近年で最高の状態では」と話す。
近隣の奥飛騨温泉郷地域でも紅葉は今が見頃。平湯温泉郷付近では真っ白な雪を被った山々と見事なコントラストを演出している。紅葉のピークは標高を変えながら11月上旬まで続くという。