見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

高山で「飛騨の家具」フェス-「心の豊かさ」テーマに、新作家具など1800点

個性豊かなデザインの木工製品がずらりと並ぶフェス会場の様子

個性豊かなデザインの木工製品がずらりと並ぶフェス会場の様子

  • 0

  •  

 飛騨・世界生活文化センター(高山市千島町、TEL 0577-37-6111)で9月10日、「2014飛騨の家具フェスティバル」が始まった。主催は、協同組合飛騨木工連合会。

地元小学児童による「あったらいいなこんなイス」絵画作品

[広告]

 木工業に携わる地元の企業や個人が一堂に集まり、新作や技術を披露する同フェス。今年のテーマは「飛騨デザイン憲章」第3条から「心の豊かさ~こころ豊かに暮らす」。5日間で約1800点を展示する。

 メーン会場の同センター・コンベンションホールでは、飛騨の木工メーカー13社と県生活技術研究所が新作家具商品や独自の技術を解説する展示ブースをはじめ、岐阜県木工デザイン協会に所属する企業や個人の公募入選作品が並ぶ「2014匠・DNA展」、個性豊かな一点物の新作イスに自由に座ってステージイベントが観覧できるスペースなどを設ける。

 会場入り口には、今回初めての試みとして実施した地元小学児童対象の絵画コンクール「飛騨の家具コンクール」のパネル展示も。「あったらいいなこんなイス」をテーマに、児童らが木工工場見学後に描いた全作品をあんどんに見立てたモニュメントを設置するほか、優秀作品を基に作成した家具の試作品やミニチュア椅子を展示する。

 同センター内ではこのほか、「第25回 飛騨のクラフト作品展」(ミュージアム飛騨)、「飛騨の工房家具新作展」(ウェルカムプラザ)、「『岐阜印』高山展」(食遊館大会議室)、「飛騨の家具勉強会」(1階ミニシアター)などを展開。

 同ふれあい広場では9月13日・14日の両日10時~16時、木工を主体に、布、真ちゅう、陶器、ガラスなどを扱うクラフト作家が集まる「飛騨高山森の手づくりマーケット2014」を開き、ワークショップや作品販売を行う。

 会期中、メーン会場各所に設置のスタンプを5個集めて応募した人の中から、抽選で飛騨の家具やクラフト作品を進呈する「お楽しみスタンプラリー」、出展企業の各ショールームではギャラリーイベントを行う。

 開催時間は9時30分~17時。入場無料。JR高山駅からメーン会場への無料シャトルバスも運行する(9時~17時、毎時30分高山駅発)。詳しくはホームページで確認できる。9月14日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース