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奥飛騨・新穂高で路上駐車一斉取り締まり-総延長1キロにわたり67台

車線と逆向きに列を連ねる路上駐車の現場(高山署提供)

車線と逆向きに列を連ねる路上駐車の現場(高山署提供)

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 北アルプス登山口に近い新穂高ロープウェイ(高山市奥飛騨温泉郷神坂)山麓駅周辺の県道や市道3カ所で9月14日、高山警察署が路上駐車車両の一斉取り締まりを行った。

取り締まりの対象となった路上駐車の列

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 同署によるとこの日は、雨続きだった今夏の週末から一転、晴れ間が広がる連休の中日だったことなどから多くの登山客が集中し、付近の駐車場に空きがあるにも関わらず、交通のある道路や隧道(ずいどう)内部にまで路上駐車が連続した。観光バスや大型トラック、緊急車両の通行の妨げとなることなどから、総延長約1キロにわたって駐車違反の車両67台を取り締まった。

 違反車両には黄色の「放置車両確認標章」が貼り付けられ、普通車で減点2点と反則金1万5,000円が課せられる。同署交通課によると、全体の9割が県外ナンバーだったという。エリア内訳は、関東=21台、関西=16台、東海・北陸=27台(うち、飛騨=2台)、東北・中国・九州=3台。

 同署は「駐車場が混む登山シーズン中は、事前に現地情報をよく調べるほか、はじめから無理をせず公共交通機関を使うなどの心掛けも必要。登山マナーを守るのと同じように、交通マナーやルールも守ってほしい」と呼び掛ける。

 9月20日~23日と10月11日~13日の連休にも、同地周辺で路上駐車取り締まり強化のパトロールを行う予定。「新穂高駐車場マップ」は高山市のホームページからダウンロードできる。

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