飛騨市古川町で11月8日、「瀬戸川で恋を占う美薬(ビヤク)コン!!」が開催される。主催は、飛騨市と「リチェネット結婚サポートセンター」(下呂市萩原町、TEL 0577-73-0711)。
飛騨の自然資源である「薬草」の専門家と、占いや心理学を応用した「個性心理學」の専門家がタッグを組み、未婚男女の出会いを応援する同イベント。「体と心」両面からアプローチを図る企画をベースに展開し、今回が初めての試みとなる。
「体」チームは、今年5月に飛騨市で開かれた地域サミット「全国薬草シンポジウム」をきっかけに、薬草や山野草を使った町おこしに取り組む飛騨市と、地元の製薬メーカー「アルプス薬品工業」(飛騨市古川町上野)が協力。普段は一般公開していない工場見学をはじめ、薬草についての知識を深める「生薬講座」、市内料理旅館での「薬膳ランチ」などを盛り込む。
「心」チームは、地元コミュニティーFMの人気番組「チータ黒谷の個性心理學・動物キャラナビ」を手掛ける「個性心理學研究所」認定講師・同カウンセラーの黒谷利博さんをアドバイザーに招き、会場で随時、参加者に個別で相性チェックやコミュニケーション方法などの実戦的アドバイスを行い、婚活をアシストする。
「『個性心理學』は、ヒアリングで人間を12匹の動物と60種類のキャラクターに分類し、性格や人間関係などを分析する、かつて一世を風靡(ふうび)した『動物占い』をハイブリッド強化した学問。かわいらしいマスコットの見た目とは裏腹に怖いくらい当てはまると評判で、近ごろは人間だけでなく犬にも通用することが分かった(笑)」と黒谷さん。
リチェネット代表の遠藤尚美さんは「自然豊かな飛騨古川の風土を知っていただくと共に、当イベントが終わった後も日常生活で役に立つコミュニケーション能力を身に付けていただくきっかけにしてもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。参加費は、男性=5,000円、女性=3,000円。定員=男女各15人。締め切りは、10月24日正午。申し込みは、リチェネット結婚サポートセンターおよび飛騨市社会福祉協議会(TEL 0577-73-0711)まで。