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奥飛騨温泉郷・中尾で「森の文化祭」-星空観察、山岳救助隊ワークショップなど

中尾高原からワサビ平小屋に続く林道の紅葉

中尾高原からワサビ平小屋に続く林道の紅葉

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 高山市奥飛騨温泉郷・中尾高原で11月15日から、地域の魅力発信イベント「中尾温泉 森の文化祭」が始まる。主催は、同地区25軒の宿泊施設で組織する中尾観光組合と、同関係者らによる実行委員会。

北飛山岳救助隊隊員による救助道具の実演

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 中尾公民館をメーン会場に開く今月15日・16日のオープニングイベントを皮切りに、来年2月の「かまくら祭り」開催直前まで続く同イベントは今回が初めて。

 同祭広報担当者は「飛騨山脈も夏山登山シーズンを終え、短い秋が過ぎ去り冬支度が始まるこの時期ならではの森の自然と、中尾の文化や暮らしの知恵などを通じ、温泉だけでない当地の魅力を多くの人に知ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 15日は、現役の北飛山岳救助隊隊員による「山岳救助講演会&ロープワーク講習」、奥飛騨の観光宣材写真を手掛けるプロカメラマンを講師に招く「カメラ講習&撮影会」、移動天体観測車・ドリームスター号による「星空観察会」、岐阜県出身の噺家・柳家右太楼さんによる「落語会」など。

 16日は、郷土芸能の「中尾夫婦獅子」舞披露、資格保持者がサポートする「ツリークライミング体験」、中尾温泉ゆかりの音楽家たちによるステージライブなどを開く。

 両日、オープニング限定特典として、スタンプラリーのスタンプを2個以上集めた先着600人に中尾温泉地内で使える日帰り入浴券を進呈。終日イベントとして、ご当地グルメバザーや砂金採り体験なども予定する。

 17日からは、通常イベントとして来年1月31日まで、同地内の各施設を一般開放し地元若手作家の作品を展示する「中尾まちなか美術館」、飛騨牛や地元産品を景品に用意する「中尾高原写真コンテスト」「中尾温泉スタンプラリー」を実施する。

 開催時間は、15日=10時~22時、16日=10時~16時。イベント詳細はホームページで確認できる。

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