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高山で仮装盆踊り大会「ちょけらまいか」 17チーム330人が参加

製作に1カ月を費やしたという新聞ドレスでパフォーマンスを披露した「ニュースな私たち」メンバー

製作に1カ月を費やしたという新聞ドレスでパフォーマンスを披露した「ニュースな私たち」メンバー

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 高山のさんまち通り商店街で7月25日、恒例の「ちょけらまいか 大仮装盆踊り大会」が開催された。

グランプリ獲得を喜ぶ白野さん姉妹

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 飛騨言葉「ちょけらまいか」(=ふざけようじゃないか)を合言葉に、今年で20回目となった同イベント。花火大会や市民盆踊り大会などを展開する「飛騨高山サマーフェスティバル」の一環。

 今年は、高山市内を中心に企業や有志などでつくる17チーム計330人が参加。オリジナルソング「ちょけらまいか音頭」や民謡「ひだやんさ」に乗せ、各チームが趣向を凝らした手作り衣装とパフォーマンスで沿道に集まった大勢の観客たちを沸かせた。

 県立斐太高校(高山市)の甲子園初出場を懸け盛り上がった高校野球県大会決勝戦の余韻もさめやらぬ中、この日は、「祝・斐太高校 準優勝」と書いた手製の垂れ幕を掲げる人や、斐太高の校章を付けたおもちゃバットやうちわを片手に踊り歩く人の姿も。

 今年のグランプリチームには、市内商店街の次世代を担う女性有志でつくる「ニュースな私たち」が選ばれ、副賞として市商店街共通商品券20万円分が贈られた。

 同チームの代表者は「チームメンバーの白野恵さん・光さん姉妹が、9月にオランダで行われる世界柔道形選手権『柔の形』にペアで初出場することにちなみ、ニュースとなる活躍で地元をにぎわしてくれるようエールを込めて新聞紙でドレスを作った」と話す。

 白野さん姉妹は柔道形のペア歴7年目。日本代表選手として出場したアジア柔道形選手権の第3回・4回大会で連覇を果たしている。「昨年の世界大会で逃した日本の優勝を私たちの手で取り返したい」と意気込む。

 同メンバーたちは「グランプリの商品券でまずは盛大に前祝いをしたい」と笑顔を見せていた。

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