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高山で「ちびっ子相撲 夏場所」 65人が参加、豆力士が熱戦

力いっぱいの取り込みを繰り広げる園児たち

力いっぱいの取り込みを繰り広げる園児たち

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 高山市相撲場(高山市下林町)で7月26日、恒例の「市青少年相撲大会」が行われた。主催は高山市相撲連盟。

選手宣誓を務めた田島千照君

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 高山市内の幼・保育園児から小中学生を対象に、市と共催で毎年夏に開いている同大会は今年で48回目。

 当日は、園児と小学校低学年を中心に65人が参加。今年5月に行われた「市園児相撲大会」の上位入賞者による園児チャンピオン大会を開いたほか、飛び入り参加の子どもたちによる男女学年別の総当たり戦も行われた。

 大人顔負けの気迫と真剣な表情を見せながら力いっぱい取り組む子どもたちの姿に、集まった保護者たちから「がんばれー」「押せ、負けるなー」と大きな声援が送られ、負けて悔し泣きをする子どもたちを観戦した大人たちが温かく迎え入れていた。

 昨年の園児チャンピオンで今大会の選手宣誓を務めた、高山北小1年の田島千照(ちあき)君は、今年初出場の岐阜県大会で春夏連覇を果たした地元期待の豆力士。この日も、小学1年男子の部で終始安定した横綱相撲を見せ優勝。勝負を決した土俵際で大相撲力士さながらの残心を決める堂々とした取り組みぶりで会場を沸かせていた。

 「好きな力士は白鵬」と話す田島君は「頭をつけていつも通りの相撲を取ろうと思った。今日も勝てて楽しかった」と笑顔を見せていた。

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