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火起こしからピザ作りに挑戦-堂之上遺跡公園で「いきいき縄文フェス」

ドラム缶で作ったピザ窯でピザを焼く参加者ら

ドラム缶で作ったピザ窯でピザを焼く参加者ら

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 高山の堂之上(どうのそら)遺跡公園(高山市久々野町)で8月6日、「いきいき縄文フェスティバル」が開催された。主催は、ひだ桃源郷活性化事業推進協議会。当日は、地元小中学生や親子らが火起こしからピザ作りに挑戦した。

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 同遺跡は縄文前期から中期を中心とした典型的集落があった場所で、国の重要文化財。現在はかやぶきの竪穴式住居3棟を復元し、堂之上遺跡公園として公開している。久々野町では毎年同所で、縄文時代の人々の暮らしに思いをはせ野外体験を楽しむ同フェスを開催している。

 今回は、初となる「火起こしからのピザ作り体験」を企画した。今年から久々野町で地域おこし支援員として活動する加藤信二さんの指導の下、火起こしからピザの生地作りや、加藤さん手製のドラム缶を加工したピザ窯を使ったピザ焼きなど、参加者は初めての体験に挑戦した。

 一からのピザ焼き体験を終えた参加者は「火起こしが一番大変だったが、ピザが思っていたより上手に焼けたのでうれしかった。また体験したい」と満足の様子。イベントではこのほか、土器作りや古代米(赤米)の試食体験も行われた。

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