久美愛厚生病院(高山市大新町)は8月20日、小中学生の親子を対象に「夏休み親子職業体験」を開催する。
職業体験は今年で2回目の開催。MRI(磁気共鳴画像装置)の磁場を体験したり、CT(コンピューター断層撮影装置)で弁当の中身を見るなど、普段なかなか体験できないプログラムを用意する。薬剤師の指導を受けながらラムネ菓子の偽薬を使って薬の処方を学ぶ調剤模擬体験も人気だという。
イベント企画者で同院臨床検査技師長の永井正信さんは「医師の仕事はテレビなどで詳しく知る機会も多いが、薬剤師・放射線技師・理学療法士・栄養士などコメディカルと呼ばれる職種の仕事はなかなか知る機会が少ない。施設見学やコメディカルの職場体験を通じて普段どんな仕事をしているのかを知ってもらい、医学や医療の仕事に興味を持つ子どもたちの将来に役立ってもらえれば」と期待を寄せる。
開催は8時45分から。参加無料。定員約50人。参加希望者は電話かファクスで申し込む。問い合わせは同院総務課(TEL 0577-32-1115)まで。