高山の安川通り商店街に6月2日、高山初となる原価バー「SHIN BAR(シン・バー)」(高山市上一之町、TEL 0577-36-0290)がオープンした。経営は飲食事業やイベント運営を手掛ける「芯コーポレーション」(同)。
同社が経営する飛騨牛串専門店の一角にあるフードスペースを開放し、週末のみ営業する同店。店舗面積は約6坪。席数は10席。利用システムは、入場料を支払った後、注文したメニューと引き換えに料金をその場で支払う「キャッシュオンデリバリー」方式。メニューは全て原価で提供する。
同社代表の高山真治さんは「飛騨はたくさんお酒を飲む人が多く、『飲みに行くと、とにかく酒代がかさむ』という声をよく耳にする。そういった人向けに、気軽に立ち寄って安くお酒が飲める場所を提供したいと思い、話題の『原価バー』を始めてみよう思った」と話す。
メニューは、生ビール(中ジョッキ=200円)、国産ウイスキー(60円~150円)、スコッチウイスキー(200円)、グラスワイン(120円)、各種カクテル(90円~200円)など。フードメニューは「シメのミニラーメン」(30円)、「シメのケーキ」(100円)、パスタ(250円)、ピザ(600円)などを用意する。
「今はとにかく酒類メーンのラインアップだが、今後はお客さんの要望を取り入れながら、フードメニューを順次充実させていきたい。飛騨の地酒やおつまみなど、飛騨ならではのメニューも提供できれば」と高山さん。
営業時間は金曜・土曜・日曜の19時~24時。入場料は男性1,500円、女性1,000円。現在、オープン記念として「生ビール(1リットル)」を500円で提供している(1人何杯でも可。6月末まで)。