高山市総合福祉センター・ポッポ公園(高山市昭和町)で8月27日、「飛騨高山たから市」が開催された。主催は高山青年会議所。当日は高山市内の飲食店による新メニューや高山各地域の特産品がずらりと並び、多くの人でにぎわった。
同イベントは今年初開催。当日は晴天にも恵まれ多くの市民や子供連れでにぎわった。会場では高山市各地域の特産品や飛騨野菜の販売、地元飲食店による飲食ブースのほか、化石発掘体験やウッドクラフト体験が行われたほか、アユの塩焼き、飛騨の野菜、飛騨牛焼き肉も無料で振る舞われた。
地元飲食店の協力による飲食ブースでは、「飛騨高山プリン」「飛騨牛串焼き」などの名物から「飛騨牛ハンバーガー」「飛騨桃かき氷」「飛騨さんしょう山賊揚げ」「鶏ちゃん焼きそば」「フルーツビール」などの新名物までが販売され好評を博した。
工芸品ブースでは、クルミ・カエデ・サクラ・ケヤキなどさまざまな樹種の木材で作ったマウスパッドやiphoneケースも出品され、訪れた客の注目を集めた。
イベントを企画した同会議所・田中武則理事長は「高山市は東京都とほぼ同じくらいの広大な面積に9カ所の支所を持つ地域。各支所地域それぞれの特性や地域資源を『宝』と捉えて多くの人に知ってもらいたい、生かす取り組みをしたいと考え今回のイベントを開催した」と話す。