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高山の玩具店で「プラモデルコンテスト」-ジャンル問わず、観光客からも募集

店内に展示している過去のコンテスト作品を手にする上嶋店長

店内に展示している過去のコンテスト作品を手にする上嶋店長

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 高山の玩具店「ALADDiN(アラジン)」(高山市本町3、TEL 0577-33-0864)で現在、プラモデル製作の腕を競うコンテスト「アラジン プラコン2012」のエントリーを受け付けている。

1975(昭和50)年当時の「アラジン」の様子

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 1966(昭和41)年の開業から今年で46年目を迎える同店。店長の上嶋清成さんは「当店では開業当初から、『模型=おもちゃ』のイメージを変えたいという先代店長の意向もあり、ジオラマ、飛行機、人形改造といった『模型コンテスト』を毎年開き、飛騨の模型文化の地位向上に力を注いできた。その成果もあってか、当時は飛騨勢の模型はまさに『飛騨の匠』を地でいく製作レベルにまで向上し、全国大会にエントリーするたび安定して上位を獲得し帰ってきた」と話す。

 「以降、現在に至るまで毎年粛々(しゅくしゅく)と模型コンテストを行ってきたが、ホビー人気が細分化した現在では、30代から40代男性に圧倒的人気を誇るガンダムのプラモデル『ガンプラ』のみにジャンルを絞ってコンテストを行ってきた」と上嶋さん。

 「今回のプラコンから『ノンジャンル』にした」という理由について、上嶋さんは「今年4月に開設した当店のフェイスブックページがきっかけ。ユーザーに若い世代や親子連れが多いことから、ガンプラに限らず幅広いジャンルでプラモデル製作を楽しんでほしいと思った」と話す。

 参加方法は、同店で配布する「参加券」を入手して8月20日までに作品を提出(作品ジャンルは問わないが公序良俗に反しないもの。他店で購入したプラモでも可)。参加クラスは「オープン」(エアブラシ使用などの無差別級)、「ビギナーズ」(初製作およびそれに近い人)、「ファミリー」(親子それぞれ別に製作、途中協力可)の3つ。年齢不問。参加無料。

 作品は全国から募集するが、自身で同店まで持ち込み・引き取りができる人に限る。「観光のついでにどうでしょうか」と上嶋さん。「ハイレベルな技術を駆使した作品も見たいが、あまりハイレベルに偏りすぎると敷居が高くなってしまう。いい意味でレベルの低いコンテストにしたい」とも。

 審査期間は8月22日~9月2日。来店客の投票ポイント数で決定する(オープンクラスのみ上位10人に店長ポイント追加)。各クラス3位までの入賞者には景品も進呈する予定。審査発表と展示期間は9月5日~同23日。

 営業時間は9時30分~19時30分。火曜定休。

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