高山市内各所で3月1日から、ひな人形を一斉展示する｢飛騨高山ひなまつり｣が開催される。主催は飛騨高山観光客誘致推進協議会（高山市観光課内、TEL 0577-32-3333）。

「氷菓×飛騨高山」、ひな祭りイベント限定景品のパッケージ

　春の訪れが遅いため1カ月遅れの4月3日に桃の節句を祝う飛騨高山で、一足早いひな祭りを楽しんでもらおうと始まった同イベントは今年で15回目。高山市内にある一般施設、宿泊施設、観光施設など97カ所で1カ月間、代々受け継がれている「享保びな」「古今びな」「土びな」などのひな飾りを一般公開する。

　併せて、特産品などを進呈する恒例のスタンプラリーも実施。同協議会では今回、4月3日開催の「飛騨生きびな祭り」とテレビアニメ「氷菓」のタイアップ企画を記念し、従来の「松」「竹」「梅」コースに加え「氷菓」コースを新設した。

　同アニメゆかりの施設に設置する全スタンプを集めた参加者には、イベント限定パッケージの「氷菓×飛騨高山」オリジナル入浴剤を進呈する（先着2000人、景品がなくなり次第終了）。同コースの対象施設は「まるっとプラザ」（本町2）、「アラジン」（本町3）、「高山市図書館･煥章（かんしょう）館」（馬場町2）、「喫茶去かつて」（上三之町92）、「バグパイプ」（片原町75）の計6カ所。

　高山市内の観光施設各所と県内外のイベント会場では現在、同イベントのスタンプ台紙付き案内マップを無料配布している。企画担当者は「個性豊かなひな人形と市内散策を楽しみながら、スタンプラリーのグッズもぜひこの機会に手にしていただければ」と参加を呼び掛ける。

　開催期間は4月3日まで。