鈴蘭高原スキー場跡地（高山市朝日町西洞）で5月18日･19日、「全日本XC（モーターサイクルクロスカントリー）選手権第3戦･JNCCワイルドボア鈴蘭 中部北陸東海大会」が開催される。

競技会の様子

　同大会は、7府県13会場で毎年3月～11月に16大会を開催するオフロードバイク全国競技会の一つ。モーターサイクルクロスカントリーは、丘陵地、森、岩地、湿地帯など自然をそのまま利用したコースを走るバイク競技。

　同地での開催は今年で3回目。コース総全長は6.8キロ、標高はシリーズ最高地の1500メートル。レースは今年から中・上･初級者クラスに加え、小学生（3年～）、中学生、入門者対象の「キッズ＆トライ」クラスを新たに開設した。当日は、今季初となる500台以上が全国からエントリーし、70分、100分、180分の3クラスで周回数を競う耐久レースを行う。

　18日は会場内で、日本を代表するAAライダーたちがツアーガイドを務める「無料実戦下見ツアー」（100分･180分クラス出場者のみ、要予約）、最新マシン試乗会を開く。翌19日は、国内外のオートバイメーカーによる展示会、試乗会（両日とも当日保険代別途＝500円）、全国のオートバイ関連企業や地元業者が当日限定の掘り出し物や地元グルメを出品する「Jバザー」も。

　事務局の藤岡建一さんは「広大な自然の中で自らの技術と体力、精神力を信じ完走を目指すXC競技の魅力を、多くの方々に知っていただくきっかけになれば」と期待を寄せる。

　入場料は1,000円（19日のみ、高校生以下と高山市民は無料）。レース開始時間は「キッズ&トライ（70分）」＝7時30分、「FUN ?GP（100分超）」＝9時15分、「COMP ?GP（180分超）」＝12時30分。詳細はホームページで確認できる。