高山市清見町の「ウッドフォーラム飛騨」周辺で現在、ラベンダーやハーブの花が開花し、見物客の目を楽しませている。
同施設の向かいにある「ひだ清見ラベンダー公園」では、7500平方メートルの敷地内に早咲き品種など3種類のラベンダー5000株と20種類ほどのハーブを栽培。花は晴れ間の続いた先週から咲き始めたところで、同園一帯は薄紫色のじゅうたんを敷いたような光景が広がり、爽やかな香りに包まれている。
この日、名古屋から訪れたという家族旅行者は「いい香りで心が落ち着く。わざわざ来た甲斐があった」と目を細めながら花を囲んでいた。同園スタッフによると、ラベンダーの本格的な見頃は今週末から始まり、ピークは7月初めごろになる見込み。
今月29日~7月15日の毎週土曜・日曜・祝日には「ひだ清見ラベンダーフェア」を開く。ラベンダースティック作り(500円)、木工クラフト絵付け(300円~)などの体験コーナー、クラフト作品のアウトレットや試作品を販売する「初夏のきよみクラフトマーケット」のほか、6月29日・30日=「ラベンダーポプリ詰め放題」(100円)、7月6日・7日=「ラベンダードライフラワー進呈」(先着20人、1家族1つ限り)、7月13日・14日・15日=「ラベンダーポプリ進呈」(先着30人、同)などを行う。
開園時間は9時~17時。入園無料。問い合わせは「ひだ清見観光協会」(TEL 0577-68-2338)まで。