下呂市萩原町の一番街駐車場で8月7日・8日、「ふるさと萩原夏まつり」が開催される。
年を追うごとに内容がヒートアップしているという恒例の夏イベントは今年で43回目。初日は旧暦の七夕に合わせて「七夕まつり装飾コンクール」を行い、趣向を凝らしたササ飾りが町中に溢れる。日暮れから始まる「地区対抗綱引き大会」では、萩原町内23地区37チームが男女年齢別に分かれ、力と技(仮装)の真剣勝負を繰り広げる。
2日目は、地元和太鼓チームのステージショー、創作パフォーマンスが見ものの「萩原連れみこし」「行列おどり隊」が町を練り歩き、総合案内所では見学客に法被(はっぴ)の無料貸し出しも行う。グランドフィナーレでは太鼓演奏や踊り演舞の中、連れみこしが連結し行列。紅白餅をまく「せんご投げ」で幕を閉じる。
時間は7日=19時~21時、8日=18時~21時。少雨決行。実行委員の今井健人さんは「見るだけでなく一緒に参加し楽しんでこその祭り。萩原らしさあふれる夏祭りの熱気を会場で感じていただければ」と来場を呼び掛ける。
9日には、下呂市内在住の10代~壮年までの地元バンドが出演する「第6回 夏の音楽祭典 GEROミュージックフェスティバル」を開く(15時~20時)。
問い合わせは同祭運営協議会事務局(TEL 0576-52-2000)まで。