見る・遊ぶ 買う 暮らす・働く

飛騨市図書館で「漫画家サイン色紙展」-有名作者やアニメーター、ズラリ47点

「漫画家サイン色紙展」の様子

「漫画家サイン色紙展」の様子

  • 0

  •  

 飛騨市図書館(飛騨市古川町)1階ギャラリーコーナーで8月5日から、「漫画家サイン色紙展」が始まった。主催は岐阜県マンガ文化研究会。

来場を呼び掛ける船坂さんと河原さん

[広告]

 同会会員で飛騨市在住の会社員・船坂正広さんがこれまでに集めた100点以上の漫画家のサイン色紙コレクションの中から、厳選した47点と関連書籍などを紹介。訪れた来館者らの目を楽しませている。

 展示は、「ドラえもん」「パーマン」などの作者で知られる藤子・F・不二雄さん、「笑ゥせぇるすまん」の藤子不二雄Aさん、「ルパン三世」のモンキー・パンチさん、「野球狂の詩」の水島新司さん、「銀河鉄道999」の松本零士さん、「キン肉マン」のゆでたまごさんのほか、「アルプスの少女ハイジ」「スーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスター」などのキャラクターデザイナーで知られる小田部洋一さん、「ラーメン大好き小池さん」のモデルとして知られるアニメーターの鈴木伸一さんなど、そうそうたるビックネームがズラリと並ぶ。

 開催のきっかけは、飛騨在住の漫画家・河原忠良さんが船坂さんに「せっかくだから夏休み中の子どもや漫画世代の大人の方に、コレクションを見てもらっては」と提案したことから。この日は、河原さんも会場に駆け付け来館者らと漫画談義に花を咲かせた。

 サイン色紙を懐かしそうに眺めていた60代の男性は「大の漫画好きで、将来は漫画家になろうと真剣に思っていた時期もあったくらい。夢のような展示でずっと見ていられる。それぞれの色紙に先生方の個性が表れていて面白いですね」とほほ笑む。

 船坂さんは「岐阜県が文化事業として漫画に力を入れていた15年ほど前からとあるきっかけで、子どもの頃は会えると思ってもみなかった漫画家の先生やアニメーション制作会社の方々と親しくなった。サイン一枚一枚に思い入れが深い。多くの方々が図書館まで足を運んでいただくきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

 入場無料。開館時間は9時~20時(日曜は17時まで)。月曜休館。展示は今月25日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース