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高山のビール工房が「飛騨ブラックビール」発売-原料に地元特産品「タカネコーン」

醸造担当の牛丸貴之さんと「飛騨ブラックビール」

醸造担当の牛丸貴之さんと「飛騨ブラックビール」

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 高山のビール工房「地ビール飛騨」(高山市西之一色町)が12月10日、新商品「飛騨ブラックビール」の販売を始めた。

チョコレート麦芽

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 リンゴ、桃、ブルーベリー、温泉水、米といった飛騨特産の素材を使ったオリジナル地ビール第6弾となる同商品。原料には、メロン並みの糖度がある高山市高根町特産のトウモロコシ「タカネコーン」や、チョコレートのような香りと風味を持つ焙煎麦芽「チョコレート麦芽」を使う。

 今年夏に採れたタカネコーンの実を手作業で丁寧に取り外し仕上げた無添加ポタージュを醸造過程で加える。配合割合は、麦芽90%、チョコレート麦芽5%、タカネコーン5%。アルコール度数は寒さの厳しい冬場にも味わいながら飲めるよう少し高めの5.5度とした。

 同社醸造担当の牛丸貴之さんは「タカネコーンの爽やかな甘味とチョコレート麦芽の香りとコク、ほろ苦さが絶妙にマッチし飲みやすい味に仕上がった会心の作。地ビール特有のフルーティーさや苦味の強いビールが苦手な人にはぜひおすすめしたい」と自信を見せる。

 今月20日には、「飛騨ホワイトビール」との詰め合わせ2本セット「ブラック&ホワイト」(専用箱入り=1,280円)の販売も始める。「ターゲットは若者と女性。クリスマスやバレンタインの贈り物にも最適」とも。

 価格は1本(330ミリリットル入り)=550円。今後、飛騨地域の酒販店、土産店、道の駅などから販路を順次拡大していく予定。

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