飛騨・世界生活文化センター(高山市千島町)ふれあい広場で1月11日、「氷と灯(あか)りの祭典」が始まった。
岐阜県や愛知県のホテル・レストランのシェフらで組織する「中部氷彫会」が氷の彫刻作品を披露する同イベントは今年で6回目。
10日午後から始まった制作作業では、縦1メートル、横55センチ、厚さ27センチ、重さ約130キロの「角氷」をチェーンソーで切り出して積み上げ、ノミや電動工具を使って水しぶきを上げるシャチ、ユニコーン、さるぼぼなど計7体を制作した。
初回から参加しているという同会メンバーは「今年は気温がちょうど良く、これまでで一番彫りやすかった。ぜひたくさんの方々に会場まで足を運んでいただき、氷彫刻の世界を楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は9時~21時。入場無料。日没後からは七色のLEDでライトアップして彫刻作品を幻想的に彩る。今月19日まで。