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高山で「秋の文化・産業フェス」-飛騨家具のアウトレット市やオークションなど

会場の様子

会場の様子

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 飛騨・世界生活文化センター(高山市千島町)で10月11日、「秋の文化産業フェスティバル」が始まった。主催は、岐阜県と飛騨3市1村で構成する「飛騨・世界生活文化センター活用推進協議会」。

飛騨の家具オークション

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 岐阜県内の伝統技術とデザインのすばらしさを地域住民や来場者に紹介・発信する同フェスは今年で9回目。飛騨地域の木工産業をはじめ県内の各産業に携わる企業や団体が自慢の品々を持ち寄り展示・販売を行う。

 目玉は、飛騨家具のアウトレット市。飛騨広域の木工メーカー7社が計1000点以上を出品し、無垢(むく)材の高級家具などを市場価格から大幅に値引きして販売するとあって、初日から大勢の買い物客でにぎわいを見せている。

 会期中は毎日14時~、同フェス恒例の人気企画「飛騨の家具オークション」も行う。飛騨の木工メーカー各社が時価数万円~数十万円の家具を500円~数千円の低価格で提供しスタート。この日も県内外や地元から詰め掛けた多くの来場者たちが白熱した競りを楽しんでいた。

 会場ではこのほか、飛騨のクラフト直売市、匠(たくみ)の道具&工具展示販売、美濃焼陶器現品市、関の刃物市、飛騨の春慶塗と岐阜の繊維販売、高山工業高校建築インテリア科と岐阜県木工芸術スクールによる学生家具展示会、飛騨広域・夏休み子ども木工作品コンクール受賞作品展示など、多彩なブースが並ぶ。

 飛騨牛、五平餅、漬物、みそせんべい、神岡とんちゃんなどの「飛騨グルメ」をはじめ、明宝(めいほう)村のハム・ソーセージ、日本海で採れた海産物などを販売する「ご当地グルメ」ブースも会場を盛り上げる。

 同時開催イベントとして、10月12日=ドングリおじさんのがりがりトンボ作り(木製玩具製作、有料)。同13日=たかしん(高山信用金庫)住宅フェア(地元の住宅機器メーカーと関連企業の展示、子ども縁日)、同18日まで=「伊藤正道 原画展2014『空 SORA』」(14日のみ休館)も展開する。

 開催時間は10時~17時。入場無料。10月13日まで。

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