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飛騨の里で地元女性イラストレーター2人展-新そば祭りも同時開催

来場を呼び掛ける西田さん(左)と大森さん(右)

来場を呼び掛ける西田さん(左)と大森さん(右)

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 高山の合掌集落博物館「飛騨の里」(高山市西之一色町)旧西岡家で11月1日~3日、高山市在住の女性イラストレーター2人によるイラスト展「飛騨を描いてみたんやさ~」が開催される。

2人展「飛騨を描いてみたんやさ~」のフライヤー

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 共にネット上で自身のイラストを交えて「飛騨の暮らし」を綴るブログを展開するなど、地元で人気を集めるイラストレーターでグラフィックデザイナーの西田みなこさん・大森貴絵(たかんこ)さんによるコラボ展。開催は今回が初めて。

 西田さんはきっかけについて、「もともと大森さんのブログを読んでいて、『同じ視点やテーマを持った人がいるな』と気になっていたが、これまでなかなか出会う機会が無かった。今年8月、国分寺八日市(定期開催のマルシェ)会場でイラストカードを売っていたら大森さんに声を掛けられ、うれしくなって2人展を提案した」と話す。

 大森さんは「仕事モードから思いっきり脱力したお絵描きブログを趣味で長年やっているので、地元の大先輩にそんな風に思って見てもらえていたなんて、少し照れくさいが光栄」と笑顔を見せる。

 2人は「当展を通じ、多くの人に普段着の飛騨の暮らしを知ってもらいたい。特に地元の若い人には、飛騨言葉のあたたかみを再確認してもらい、簡単でおいしい飛騨の料理にチャレンジするきっかけにもなれば」と呼び掛ける。

 当日は、西田さんが飛騨ならではの食材を使ったレシピを紹介するイラストを中心に約30点、大森さんが飛騨弁のある日常風景の一コマイラストを中心に約30点の計60作品を展示する。会期中、「飛騨の風景・大人の塗り絵」ワークショップ(受付随時=300円)を会場内で開くほか、オリジナルポストカード(150円)やカレンダー(1,000円~1,200円)も販売する。

 11月1日・2日は、「新そば祭りin飛騨の里」も同時開催。飛騨圏内4地域で今年収穫したばかりの新そばを実演販売するほか、三味線と和太鼓の共演、子ども縁日、クラフト市、似顔絵屋さんブース、ご当地グルメブースなどが軒を連ねる。

 開催時間は、2人展=8時30分~17時。新そば祭り=10時~15時。入館料は大人700円、小中学生200円(高山市民は、身分証提示で入館無料)。

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