高山で1月16日、恒例の「酒蔵めぐり」が始まる。主催は、飛騨・高山観光コンベンション協会(高山市本町1、TEL 0577-36-1011)。
飛騨12酒蔵のうち、高山市内にある造り酒屋6軒が1週間交代で酒蔵を公開する同イベント今年で41回目。期間中は普段一般人が立ち入る事のできない場所を専属の酒蔵ガイドが案内し、参加者は寒中仕込み最盛期の飛騨の地酒造りの様子を知る事ができる。
公開中の造り酒屋では酒蔵見学後、代表銘柄やできたての新酒などが味わえる無料試飲の特典もあり、冬の飛騨高山を訪れる観光客をはじめ毎回多くの参加者でにぎわう人気イベントとなっている。
本年度のオープニングを務める平瀬酒造店は、創業年代は定かではないが、菩提(ぼだい)寺の過去帳に1623(元和9)年からの記録があるという380年以上続く老舗。代表銘柄は「久寿玉(くすだま)」。
開催日程は次の通り。1月16日~22日=平瀬酒造店(上一之町、TEL 0577-34-0010)、同23日~29日=舩坂酒造店(上三之町、TEL 0577-32-0016)、同30日~2月5日=平田酒造場(上二之町、TEL 0577-32-0352)、同6日~12日=原田酒造場(上三之町、TEL 0577-32-0120)、同13日~19日=川尻酒造場(上二之町、TEL 0577-32-0143)、同20日~3月1日=二木酒造(上二之町、TEL 0577-32-0021)。
公開時間は、午前の部=10時~12時、午後の部=13時~16時(受け付けは共に終了時間15分前まで)。参加無料。3月1日まで。