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進撃の高山・斐太高校ナイン、強豪・県岐商下す 飛騨勢夢の甲子園へあと一つ

決勝進出の瞬間、歓喜に沸く斐太高校応援席(フェイスブックページ「岐阜県立斐太高等学校」動画より)

決勝進出の瞬間、歓喜に沸く斐太高校応援席(フェイスブックページ「岐阜県立斐太高等学校」動画より)

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 長良川球場(岐阜市長良福光)で7月24日、「夏の甲子園」出場を懸けた全国高校野球岐阜大会の準決勝試合が行われ、県立斐太(ひだ)高校(高山市三福寺町)が4対3で県立岐阜商業(岐阜市則武)に勝ち飛騨勢初の決勝進出を決めた。

 1989年以来26年ぶりとなる準決勝に駒を進めた斐太高校(以下、斐太)はこの日、県内随一の甲子園出場回数を誇る伝統の強豪校・県立岐阜商業(以下、県岐商)と対戦した。

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 斐太は初回裏の攻撃、2死満塁のチャンスに6番江間の押し出し死球で1点を先制すると、続く7番根尾がセンター前ヒットで2点を追加し一挙3点を先取。対する県岐商は2回表に1点、3回にレフト前タイムリーで同点に追いつき、その後は追加点を争う攻防戦が続いた。運命の6回裏、斐太の8番稲葉が犠牲フライで勝ち越しの1点をもぎ取ると斐太側応援席の熱気は最高潮に。

 9回表、県岐商最後の攻撃を息をのみ全員が見守る中、ラストバッターの打ち上げた白球が斐太高選手の構えるグローブに吸い込まれると、大入りの斐太応援団は歓喜に沸いた。

 練習時間の少ない雪国の飛騨勢が、夏の甲子園出場に王手をかけるのは今回が初めて。高校野球応援サイト「高校野球ドットコム 岐阜版」に寄せられた応援メッセージには、「平成元年に準決勝進出した時のメンバーの一人です。あの時はクジ運に恵まれましたが、今回の皆さんは実力で勝ち上がっています。母校を誇りに思います。頑張れ!斐太高校!ここまで来たら甲子園だ!!」(以上、原文ママ)と熱いエールを送る元斐太高球児の姿も。

 決勝試合は7月25日、13時プレーボール。岐阜城北と対戦する。岐阜城北は初戦、延長10回の死闘を制した後、3試合連続7回コールドゲームで勝ち上がり、準決勝で昨年県大会覇者の強豪・大垣日大を6対0で破った勢いに乗るチーム。

 高山市では同日12時30分から、市役所本庁舎1階と各支所ロビーなど計10カ所を一般開放してパブリックビューイングを実施。出場まであと一つに迫った夢の甲子園を目指す斐太高ナインにエールを送る観戦者を募集している。