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高山で「リアル謎解きゲーム」初開催へ 飛騨の里舞台に5人1組で宝探し

参加を呼び掛ける謎解きイベント委員長の柿下さん(右)と副委員長の宇野さん(左)

参加を呼び掛ける謎解きイベント委員長の柿下さん(右)と副委員長の宇野さん(左)

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 集落博物館「飛騨民俗村・飛騨の里」(高山市岡本町)で10月25日、リアル謎解きゲーム「飛騨猿神秘宝伝」が開催される。主催は公益社団法人高山青年会議所(高山JC)地域結い委員会。

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 高山JC60周年記念事業の一環。謎解きゲームの手法を使った地域活性イベントとして、全国で人気が高まっている「リアル謎解き」イベントの飛騨地区開催は今回が初めて。

 「謎」制作は、全国各地でリアル謎解きゲームを展開する企画集団「NAZO×NAZO劇団」(合同会社ハレガケ、東京都練馬区)。

 当日は、会場に集まった5人1組でチームを作り、設定された物語の登場人物になって敷地内の古民家などに隠された謎を探し出し、刻々と迫り来る制限時間内に協力して関門を突破しながらクエストを進める。最終関門突破チームには「飛騨高山に眠る伝説の秘宝」を用意する。

 同イベントを企画した高山JC地域結い委員会委員長の柿下孝司さんは「その日偶然出会い、チームを組んだ見知らぬ人同士が使命感を持って結束し、目的に向かって協力し合い問題解決を図るのがこのイベント最大の特長」と話す。

 柿下さんによると、最終関門突破よりも各関門に至るまでのプロセスを重要視した内容となっているため、場内各所にヒントコーナーは設けるものの、「秘宝」発見率は10%ほどの難易度を見込んでいるという。制限時間は1ゲーム60分を予定する。

 「白川郷に今も受け継がれている『結(ゆい)』と呼ばれる飛騨の相互扶助精神を、失われつつある地域の町内や企業内の絆として今一度呼び戻したい。そんな思いもあって会場を飛騨の里に選定した。当日得た経験を参加者各自が持ち帰ることで、地域コミュニティーがより一層活性化する一助となれば」と期待を込める。

 「対象年齢は小学5年生以上だが、保護者同伴なら小さなお子さま連れの家族参加もオーケー。多くの人に話題の謎解きゲームを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は、午前の部=10時開始、午後の部=13時開始(以上、受付開始は45分前から)。定員は各200人(小学5年生以下の保護者同伴時は代表者のみカウント)。雨天決行、荒天中止。参加費は、前売り=500円、当日=1,000円(前売り完売時は販売なし)。

 前売りチケットは、飛騨民俗村・飛騨の里窓口のほか、柿下木材工業所(高山市下切町)、集(つどい)BAR(神田町1)、魚祭(西之一色町3)、ちゃわんやおおた(天満町3)、野畑茶舗(大新町1)、専念寺(鉄砲町7)で販売する。10月24日まで。

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