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「飛騨高山グルメグランプリ」開催へ 地域食材使った創作メニュー25点ズラリ

参加を呼び掛ける実行委員長の宇野さん

参加を呼び掛ける実行委員長の宇野さん

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 飛騨・世界生活文化センター(高山市千島町)で10月24日・25日、「飛騨高山グルメグランプリ」が開催される。

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 高山市内にある飲食店や団体が地元食材を使った創作メニューを持ち寄り、来場者の投票でグランプリメニューを決める同イベントは今年で2回目。

 昨年度、高山青年会議所が町おこし事業の一環として初企画し開いた同イベントは単発イベントの位置付けだったが、出店者有志が「恒例イベントにしたい」と引き継ぎ、地域密着型クラウドファンディングサイト「FAAVO飛騨高山」を通じて広告・運営費の支援を呼び掛け、継続開催にこぎ着けた。

 実行委員長の宇野恭秀さんは「第1回に出店して来場者の思わぬ反響の高さに、あらためて飛騨高山の食材のよさや新たな活用法にはまだまだ伸びしろがあると手応えを感じた。地元で食に携わる者の一人として、地域食材の認知度向上と地元料理人の創意工夫を披露・発信するきっかけの場として当イベントの可能性を追求していきたい」と話す。

 今年は25の飲食店や団体がそれぞれ1点ずつ、同イベントのために考案したという自慢のご当地グルメ計25点を一堂に並べる。

 ラインアップは、宿儺(すくな)カボチャと飛騨産米粉のカップケーキ、飛騨なっとく豚焼きそば、おからチーズコロッケ、里芋まんじゅう、スタミナ豆腐ステーキ、カニ身ばっかりのコロッケ飛騨産トマトソースがけ、野菜豆腐どーなつ、超粗挽きフランクフルト、飛騨高山中華ちゃんこ、牛スジ赤ワイン煮丼サンショウ仕立て、飛騨産はちみつアフォガードなど。

 投票券付き食事チケットは、2食分=900円。本部テントで販売する。集計した得票数は随時会場内にパネル展示する。グランプリ発表は25日17時。

 両日はこのほか、オレンジベアの風船グリーディング(10時~、先着50人)、リンゴ詰め放題(100円、10時~なくなり次第終了)、陶器・茶碗ワゴンセール(13時~16時)、ホーロー看板コレクター金子正史さんによるコレクション展(10時~16時)、子ども縁日コーナー、ダンスパフォーマンス、音楽コンサートなども展開する。

 会期中、1時間ごとに会場までの無料送迎バスも運行する。コースは高山駅発(9時30分~15時30分、往復便)と高山別院発(9時~15時、市役所・文化会館経由循環便)の2コース。

 宇野さんは「エントリーメニューは、料理のおいしさ、飛騨高山らしさ、地元産品の使い方、おもてなしの対応をポイントに総合評価してほしい。ここでしか食べられない限定メニューがたくさんある。ぜひ家族、友人同士でご来場いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は、9時開場、10時~16時(25日は17時まで)。入場無料。

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