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高山駅西に「スターバックス」飛騨1号店 内装の半分に木材、席は飛騨の家具

スターバックス コーヒー高山岡本店外観

スターバックス コーヒー高山岡本店外観

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 高山駅西のスーパーマーケット近くに7月27日、「スターバックス コーヒー高山岡本店」(高山市岡本町2、TEL 0577-36-6001)がオープンした。運営はスターバックス コーヒー ジャパン(東京都品川区)。

飛騨1号店オリジナルアートワークと一枚板テーブル

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 岐阜県内9店舗目、飛騨エリア1号店となる同店。店舗面積は58.75坪。席数は店内51席、テラス24席の計75席。ドライブスルーを併設し県内最大級の広さを備える。

 メニューは、ドリップコーヒー(280円~)、ダークモカチップフラペチーノ(490円~)など常時30種類以上のドリンク、フードは、パウンドケーキ(1ピース=350円)、サラダラップ(380円~)、ドーナツ(240円)、サンドイッチ(420円~)など(以上税別)。テークアウトにも対応する。

 同社広報部の田中有紀さんによると、店舗デザインは「素材感のあるデザイン」をコンセプトに、「スターバックスらしさ」「飛騨高山らしさ」を両立し、木のぬくもりが感じられる空間に仕上げたという。

 内装の約半分に木材を使い、天井板や壁面は地元の木工家具会社「飛騨産業」(高山市漆垣内町)が手掛ける「スギ圧縮建材」を採用。このほか、店内中央に掲げるアートワークは、飛騨の家具製造の際に出た端材を活用し、色の異なる木片でコーヒー生産地を表示。地域とコーヒーとのつながりを表現したという。

 テーブル、椅子、ソファ、ベビーチェアなども岐阜県産ナラ材を使った飛騨の家具で、バリエーション豊富に取りそろえる。天板に岐阜県産スギの一枚板を使ったコミュニティーテーブルは、広々とした机でくつろぎたい個人客や、大人数でミーティングなどを行いたい利用客に対応する。テラス席には飼い犬と一緒にコーヒーが楽しめるようドッグポールを設置している。

 「店舗入り口やドライブスルーの商品受け渡し口は、飛騨の古い町並みに使われている『格子』をイメージしたデザイン。ほかにも他店舗にはない古色を随所に採用するなど、地元の方々に愛着を持って利用していただけるよう心掛けた」と田中さん。

 「これまで、お客さまアンケートで地元の方から要望の多かった飛騨の地にようやく出店することができた。なじみのある家具でゆっくりとくつろいでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は8時~21時。

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