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高山にアンティークと生活雑貨の店「ロータス ブルー」-インテリアスタイリストが出店

築46年の洋服店をDIYで改装したという、どこか懐かしい店構え

築46年の洋服店をDIYで改装したという、どこか懐かしい店構え

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 高山・八軒町通り沿いに12月10日、アンティークと生活雑貨の店「LOTUS BLUE(ロータス ブルー)」(高山市八軒町2、TEL 0577-62-9611)がオープンした。

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 店舗面積は6坪。もともと洋服店だったという築46年の物件を改装し、白を基調とした店内は「昭和中期の庶民的な日本の小さな雑貨店」をイメージ。店名の「ロータス ブルー」は大好きな1930年代のベルギーの漫画から名付けた。中国唐代の詩人・李白(青蓮居士)が幼少期を過ごした故郷「青蓮」の意味も。

 同店のコンセプトは「ブロカンテ(美しい古道具)&メルスリー(手芸用品)」。「かつて、どこの家庭でも使われていたような、庶民的でかわいくて機能的で美しい物」を集めた。店内には、ファイヤーキングやオールドパイレックスといったアンティーク食器類から、昭和40・50年代の日本の家庭で使われていた洋食器、「山崎春のパンまつり」ノベルティーのフランス製耐熱ガラス食器まで幅広い品をラインアップ。ほかにも、アンティークボタンなどの手芸用品と輸入生活雑貨を取りそろえる。価格帯は50円~2万2,000円。

 同店を営むのはインテリアスタイリストの永井美奈子さん。かつて高山市内の家具メーカーにも在籍し、東京を中心に活躍していたが昨年帰郷した。「念願かなっての雑貨屋開店。だけど実は、自身の雑貨や食器のコレクションが増えすぎて、趣味が高じて店を開いたという感じ」とほほ笑む。「今後はワークショップやギャラリーカフェなども計画中」と意欲を見せる。

 店内では、昔の駄菓子屋で売っていたような子ども雑貨も販売し、「先日、親子で買い物に来てくれた子どもが、親に『まだ帰りたくない』と言っていたのを聞いてすごくうれしかった。近所の駄菓子屋感覚で子どもから大人まで気軽に来てほしい」と話す。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。

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