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飛騨産の米と日本酒がアメフト日本選手権MVPの副賞に-生産者が市長に報告

贈呈する米と日本酒を手に、高山市長と生産者の代表(写真左から=国島市長、平田さん、和仁さん)。木のプレートは当日、東京ドーム入り口に飾られる。

贈呈する米と日本酒を手に、高山市長と生産者の代表(写真左から=国島市長、平田さん、和仁さん)。木のプレートは当日、東京ドーム入り口に飾られる。

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 飛騨高山で生産された米と日本酒が来年1月、東京ドームで開催されるアメフトの日本選手権「第65回ライスボウル」で最優秀選手賞の副賞として贈呈される。両生産者の代表は12月19日、贈呈に先立ち高山市長を表敬訪問した。

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 日本の主食である「米」の英名を冠した「ライスボウル」は、学生王者と社会人王者がアメフト日本一を懸けて対決する国内最大級のアメフト大会。来年1月3日の第65回大会は、「甲子園ボウル」優勝の関西学院大学と「ジャパンエックスボウル」優勝のオービック・シーガルズが対戦する。

 同大会のMVPに贈呈されるのは、「米・食味分析鑑定コンクール・国際大会」で2年連続、最高点で金賞を獲得した「和仁農園」(上宝町)の米、「乙女ごころ」と、世界最大の酒類コンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒・古酒部門で3年連続、最高金賞を受賞した「平田酒造場」(上二之町)の日本酒、「飛騨の華 酔翁(すいおう)」。

 同大会へは2年連続の米贈呈となる「和仁農園」の和仁松男さんは、「去年に引き続き、日本一の米どころ高山をPRできるありがたい機会」と話し、日本酒の贈呈は今年が初めてとなる「平田酒造場」の平田敬二さんは、「IWC金賞受賞で喜んでいたところに今回の件はさらに光栄。消費低迷に悩む日本酒のPRにつなげたい」と話した。

 これを受け、大会当日、日本酒の贈呈者を務める国島芳明・高山市長は、「飛騨高山がおいしい米の産地であるとともに、その米を使って出来るおいしい日本酒のメッカでもあることを大々的に宣伝してきます」と答えた。伊勢神宮奉納米にもなっている米は伊勢市長が贈呈する予定。

 同大会の模様は来年1月3日、NHK教育テレビとCSチャンネルでそれぞれ放送される。詳しくは「ライスボウル」ホームページで確認できる。

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