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高山で仮装盆踊り「ちょけらまいか」-毒蛾大量発生で2時間繰り上げスタート

昨年のグランプリチーム「江名子ばんどり」

昨年のグランプリチーム「江名子ばんどり」

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 さんまち通り商店街で7月26日、高山の夏の風物詩「ちょけらまいか大仮装盆踊り大会」が開催される。主催は飛騨高山サマーフェスティバル推進協議会(高山市天満町)。

今夏も大量発生が懸念される「マイマイガ」

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 「ふざけようじゃないか」の飛騨言葉「ちょけらまいか」を冠した同イベントは今年で19 回目。

 毎年、企業やサークル団体、個人などの各チームが思い思いの仮装衣装に身を包み、課題曲「チョケラマイカ音頭」や民謡「飛騨やんさ」などの曲に合わせ熱のこもったダンスパフォーマンスを披露。商店街を練り歩く。昨年は24チーム477人が参加し、沿道の観客たちを沸かせた。

 今回は、昨年から飛騨広域で大量発生し猛威を振るっている毒蛾「マイマイガ」の影響で、開催時間を例年より2時間繰り上げて行う。

 マイマイガは白色などの明るい色や強い光を出す物に多く集まり卵を産み付ける習性があり、鱗粉(りんぷん)には人によって皮膚のかゆみなどを引き起こすアレルギー物質を含む。そのため飛騨地域各所では今夏、成虫を寄せ付けないよう小中学校のナイター利用禁止や、ライトアップイベント中止などが相次いでいる。

 同会運営スタッフの石原幸生さんは「今年はスタート時刻が早くなったことで、子ども連れ参加者から好評をいただいているほか、観光客に足を運んでもらいやすい時間帯になったのではと観客増に期待を寄せる声もある。県外からのチームエントリーも大歓迎。当日は、マイマイガならぬ『舞舞我(まいまいが)』の気持ちで熱くふざけてもらえれば」と呼び掛ける。

 現在、参加チームを募集している。グランプリチームには20万円分の高山市商店街共通商品券を進呈するほか、キッズグランプリ、熱演賞、審査員特別賞なども用意する。募集締め切りは7月18日。問い合わせは同会事務局(TEL 0577-32-0380)まで。

 開催時間は17時~19時。少雨決行。

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