飛騨市立古川中学校グラウンド(飛騨市古川町)で8月9日、「宇津木妙子杯 6時間マラソンソフトボールゲーム@飛騨古川」が開催される。主催は一般社団法人飛騨シューレ(飛騨市神岡町)。
子どもからお年寄りまで全員参加で「6時間連続」ソフトボール試合を行う同イベントは今年で3回目。スポーツ界のトップアスリートを飛騨に招き、スポーツをツールに、地元の子どもたちにライフスキル(生きる力)を身に付けてもらおうと開く。
同法人の代表を務める山田ゆかりさんは「世代に関係なく楽しめるソフトボールをきっかけに、地域を盛り上げたいと企画した」と話す。
ゲストには第1回から観戦&コーチを務める宇津木妙子さんを招く。宇津木さんは、2004年アテネ五輪・女子ソフトボール競技で日本代表チームを率いた元監督。
当日は、参加者が2チームに分かれ紅白ゲームを行う。初心者にも楽しめるよう柔らかいボールを使い、ルールはティーの上にボールを置いて打つなどを取り入れたローカルルール。正午の時点でイニング裏までプレーし多く得点したチームの勝利となる。昨年のスコアは96対82で白チームの勝利。150人が25回を戦った。
このほか、ベースランニングチャレンジ、遠投ランキング、長打コンテスト、宇津木さんによるマシンガンノック捕球体験、ピッチング指導やバッティング指導を行うソフトボールクリニックも開く。
参加費は1人=500円(未就学児は保護者同伴)。「当日は応援観戦だけでなく飛び入り参加もオーケー。幅広い年齢層の人々に、勝利至上主義でなく純粋にスポーツの楽しさを感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
時間は6時~12時。小雨決行(雨天時は古川中学校体育館で8時30分~)。