郡上市相撲場(郡上市白鳥町)で7月25日、「第6回全日本女子相撲 郡上大会」が行われ、高山市立江名子小の松橋歩愛(あゆな)さんが5年生50キロ以上級で優勝に輝いた。
日本女子相撲連盟などが主催する同大会は今年で6回目。昨年、同大会に初出場し3位だった雪辱を果たそうと心に誓った松橋さんはこの日、同階級の決勝戦で千葉県の選手と対戦した。
「長い取り組み時間でなかなか勝敗がつかなかったが、相手のまわしを離さないように頭をつけてまっすぐ押そうと集中した。(優勝者に与えられる)花の冠がほしくてがんばった」と振り返る松橋さん。決まり手は寄り切りで勝利した。
「優勝できてうれしい」と笑顔を見せる松橋さんは現在、高山の女子プロハンドボールチーム「飛騨高山ブラックブルズ」の試合で見た選手の姿にあこがれて、4月から友達とハンドボール教室に通っているという。
「女子相撲はこれからも続けるつもりだけど、今はハンドボールがうまくなりたい」と意欲を見せる。