岐阜県下呂市萩原町で8月6日~8日、「ふるさと萩原夏まつり」が開催された。7日には、この日のメーンイベントとなる地区対抗勝ち抜き綱引き大会に42チームが参加。夏の夜の商店街で今年も熱い戦いが繰り広げられた。
「ふるさと萩原夏まつり」は今年で41回目となる夏の恒例イベント。10年ほど前から始まったという地区対抗勝ち抜き綱引き大会は、2日目に行われている。「何か目新しいもので、単純に参加者全員が盛り上がれる企画はないか」と始まった同大会は回を重ねるごとに年々ヒートアップ。仮装での参加に情熱を燃やすチームが続出するなど、予想外の盛り上がりを見せている。
今年は、「ぎふ清流国体」に合わせてイメージキャラクターの「ミナモちゃん」に扮(ふん)した女性チームが注目を集めた。「地区対抗の大人による迫力ある本気の綱引きはもちろんだが、毎年趣向を凝らした仮装参加チームも大会の見どころの一つ」と実行委員会の今井さん。
「ふるさと萩原夏まつり」では、「GEROミュージックフェスティバル」(1日目)、連れみこし行列、ソーラン・バサラの競演や太鼓演奏(以上、3日目)なども催される。問い合わせは運営協議会事務局(TEL 0576-52-2000)まで。