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高山が「聖地」に?-地元出身作家が原作のTVアニメ「氷菓」PV配信始まる

テレビアニメ「氷菓」のキービジュアル画像 ©米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

テレビアニメ「氷菓」のキービジュアル画像 ©米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

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 高山市出身の米澤穂信(ほのぶ)さん原作のテレビアニメ「氷菓」のオフィシャルサイトで3月16日、4月から始まるテレビ放映に先駆けプロモーションビデオ(以下PV)の配信が始まった。制作は京都アニメーション(京都府宇治市)。

テレビアニメ「氷菓」の一場面

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 PVではオンエアの一場面を紹介しており、舞台となる高校の図書館や町が登場する。同作に関する掲示板などでは「画面の高級感がスゲー」「劇場版みたいなクオリティー」と、作り込まれた映像に感嘆の声が寄せられている。

 そうした中、掲示板では登場する高校や町の映像から「聖地は俺の母校だ」「聖地ここでおk?」と、高山市内と思われる「聖地」情報が証拠写真付きで多数寄せられ、一部ファンの間では早くも「聖地巡礼」が始まっている模様。「速いにも程がある」「お前ら俺の母校に迷惑かけんなよ」と「早過ぎる聖地特定」に戸惑うファンの書き込みなどで様ざまな盛り上がりを見せている。

 米澤さんは原作「氷菓」で2001年、ライトノベルの新人賞である「第5回角川学園小説大賞」の「ヤングミステリー&ホラー部門」で奨励賞を受賞。現在、角川書店から推理小説「古典部シリーズ」として4作品、「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」「遠まわりする雛」が刊行されている。

 物語は、高校1年生の主人公「折木奉太郎」が廃部寸前の「神山高校・古典部」を舞台に、ヒロイン「千反田える」ら男女4人と学校生活に隠された謎を推理していくという青春学園ミステリ。

 同作のアニメ番組放映に先駆け、京アニティザーサイト「氷菓」が3月23日にリニューアルオープンするほか、4月20日22時からアニメと連動したネットラジオ番組もスタートする予定。テレビ番組は、岐阜放送ほか全国民放10局などで4月22日~27日にかけ放送開始予定。

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