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女性用ふんどし専門店「アイフン」-高山のデザイン会社がオンライン店

6月から発売し人気を集めている丸デザインの女性用ふんどし

6月から発売し人気を集めている丸デザインの女性用ふんどし

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 高山のデザイン企画会社「FFsee(エフエフシー)」(高山市久々野町、TEL 0578-84-0010)が5月10日、女性用ふんどしを扱うオンライン専門店「aifun(アイフン)」を開いた。

前側から見た女性用ふんどしの着用イメージ

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 「愛のあるおしゃれふんどし」がコンセプトの同店。美容と健康に関心の高い女性をメーンターゲットに、ふんどし選びで重要なポイントとなる素材の心地よさとデザインにこだわった「かわいいふんどし」を数多く取りそろえる。

 現在のラインアップは39種類以上。商品は全て飛騨の職人によるハンドメードで、素材は肌触りの良さを追求したオーガニックコットンやリネン(亜麻)を採用。ひもや布地には女性が好むデザインを意識してさまざまなパターンがあるほか、イギリス製のブランド生地に止血効果があると言い伝えられる草木染め生地を組み合わせた高級品なども用意する。注文客の体形に合わせたサイズ変更にも応じる。価格は1枚2,730円~4,565円。

 オンラインショップ店長の小川知里さんは「昔の男性用下着というイメージが強いふんどしだが、最近では女性の間でもブームの兆しがある。とは言え、女性用下着のジャンルとしてはまだまだ選択肢が少ないのが現状。角張った『男らしいふんどし』や派手なパーティーグッズは多く見かけるものの、かわいいふんどしは探してもなかなか見つからない」と話す。

 「サイトで検索しても、現在のところ女性用ふんどし専門店は当社だけ。『ひょっとして日本初、いや世界初?』と、社内では半ば本気の冗談を言い合っている(笑)」と小川さん。

 「ふんどし着用に抵抗感を示す女性は多いが、実は機能性下着として優秀な特徴を持っている」とも。通気性がいいので蒸れず、そけい部の締め付けがない分、骨盤周りの血行が促進され冷え性やむくみ対策に有効だという。

 「試しに1枚購入し、リピーターとなるケースが大半を占める。実際の使われ方としては、夜寝る時のみ着用される方が圧倒的に多い」と話す。

 「カップルや夫婦でも気軽にふんどしライフを楽しんでもらえれば。飛騨らしさを取り入れた商品も随時発表していく予定」と小川さん。6月中旬には「ペアふんどし」も発売。ひも部分にアクセサリーホルダーを施し、好みのチャームなどが取り付けられる。

 日本ふんどし協会(東京都新宿区)賛同メーカーとしても名を連ねる同店は、今後も積極的にふんどしの普及活動に貢献していく構え。「プラスの情報を広く世の女性にアピールしたい。2年連続ベストフンドシスト賞受賞の壇蜜さんなど、著名人からもコラボのオファーがあれば、ぜひ挑戦してみたい」と意欲を見せる。

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