下呂市小坂町で8月14日、「力持小太郎火まつり」が開催された。同まつり実行委員会(小坂町商工会内)の主催。さらし姿の若衆総勢200人がやぐらみこしを威勢よく担ぎ商店街を練り歩いた。
同祭りは今年で33回目。小坂町に伝わる民話「仁王像と力持ち小太郎」の伝説を基に再現した祭りで、赤・青二基の大きな仁王やぐらを、怪力の持ち主・小太郎にちなんで総勢100人で威勢よく担ぎ上げ町内を練り歩く。
威勢のよい掛け声と共にやぐらを回したり大きく傾けたりしながら練り歩く若衆の勇壮な姿に、訪れた観客は大きな歓声を送った。「よさこいおさか踊り」も行われ、女性や子供たち総勢100人以上が元気いっぱいの踊りを披露した。
祭りでは、恒例の「力布投げ」や「力餅投げ」も行われた。それを拾うと「学力向上」「金運向上」「家内安全」にご利益があるとされている。