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高山にコーヒーショップ「ス-ル」-ガラス張り窓際席が人気、テークアウト対応も

コーヒーショップ「soeur(ス-ル)」の外観

コーヒーショップ「soeur(ス-ル)」の外観

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 高山の本町通り商店街にコーヒーショップ「soeur(ス-ル)」(高山市本町2、TEL 0577-35-2001)がオープンして2カ月を迎えた。

人気の窓際席

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 店舗面積は約18坪、席数は20席。アパレル店舗の半分を改装し、商店街と川沿いの両方向から光を取り入れた開放感のある店内には、あえて形状やデザインを違えたという飛騨家具の椅子が並ぶ。天井から床までガラス張りの窓が特徴の窓際席からは、高山中心部を流れる宮川の景色が楽しめ、開店以来、利用客の人気を集めているという。

 店名の「スール」はフランス語で「姉妹」。店長の栗田繭さんは4姉妹の末っ子でコーヒー担当、2番目の姉が焼き菓子を担当している。「喫茶店でもカフェでもなく『コーヒーショップ』と呼んでほしい」と話す栗田さんは、約9年間、東京都内の「スターバックス」で働いていた経歴を持つ。

 「過去の経験をベースにしつつ、ひと味違う私独自の新しいコーヒーの楽しみ方を提案したい」と栗田さん。高山では珍しい「プレスコーヒー」などのメニューを取り揃える。「粗びきしたコーヒー豆をじっくり4分間抽出するプレスコーヒーは、ネルやペーパードリップに比べ油分を余すことなく味わえるため、濃いめでうま味のあるコーヒーが好きな方におすすめ」と話す。

 メニューは、プレスコーヒー(430円)、エスプレッソ(350円)、フランスから直輸入している「オーガニック紅茶」(430円)、飛騨のリンゴジュース(430円)、キッズドリンク(どれでも300円)、飛騨リンゴとシナモンのスコーン、バジルとオレガノとチーズのスコーン(以上200円)など。ドリンクメニューはテークアウトにも対応する(一律50円引き)。「マイ・タンブラーの持ち込みもOKです」と栗田さん。

 「開店から2カ月がたち、『しょっぱい系の食べ物をもっと置いてほしい』というお客さまのニーズに応えられるよう、今後はフードメニューも増やしていけたら」と話す。

 営業時間は9時~18時30分(季節により変動あり)。火曜定休。

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