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高山に洋食総菜店「カルマール」-地元水産加工会社が出店

店舗の外観

店舗の外観

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 高山に4月、洋食を中心とした総菜の店「惣菜食堂CALMAR(カルマール)」(高山市桐生町、TEL 0577-62-9522)がオープンした。

店内の様子

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 店舗面積は約20坪。経営は水産物加工会社の「遠州水産」(丹生川町)。店長の内山昌男さんは「店名の『カルマール』はフランス語で『イカ』。自分がフランス料理をやっていたことと、飛騨地方の食卓には欠かせない『煮イカ』や『塩イカ』が、当社の代名詞であることから名付けた」と話す。

 総菜店を始めたきっかけについて、内山さんは「高山で洋食系に特化した総菜店がなかったので、あったら面白いなと思った」と話す。開店して2カ月を迎え、「お客さまからのニーズを反映するよう心がけているので、常連の方からリクエストされて作るおかずも多い。将来は買った総菜を店内で食べられるような食堂スタイルも展開していきたい」と内山さん。

 メニューは、煮込みハンバーグ(270円)、野菜たっぷりのラタトゥイユ(258円)、カボチャとクリームチーズのサラダ(250円)、自家製ローストポーク・ローズマリー風味(270円)、ニンジンとオレンジのサラダ(225円、以上100グラム単価)のほか、パインタルト(300円)、ノルウェー風ブルーベリータルト(250円)、カルマール(イカ)カレー(400円)、総菜弁当(1パックご飯付き=500円)など。

 開店以来、ほぼ毎日通っていると言う常連客の一人は「店長の人柄もよく楽しいお店。初めて見るような総菜も多く、弁当や夕食のおかずから晩酌のおつまみにと重宝している。基本的に薄味なので味が自分で調節できるところも気に入っている」と話す。

 内山さんは「食材にお金をかけてこだわれば当然おいしい物が作れるが、それはレストランにお任せする。うちはあくまで庶民の総菜屋なので、食材は地元の『道の駅』で購入したりもする。安くて安全でおいしい総菜を継続して提供できるよう、『こだわらないこと』にこだわりたい」と話す。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。

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