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高山で祭り屋台総曳き揃え高山で「この世界の片隅に」

飛騨一宮水無神社で式年大祭 57年ぶり、飛騨一円から300社超6800人が参向行列

飛騨一宮水無神社で式年大祭 57年ぶり、飛騨一円から300社超6800人が参向行列

水無神社の祭り行列

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 国幣小社「飛騨一宮水無神社」(高山市一之宮町)で5月3日、「式年大祭」が始まった。

奉納される「天皇幣」

 「大祭(たいさい、おおまつり)」は、毎年行う例祭とは別に数十年に一度、世に不景気や異変のあった後、飛騨一円の神々を一斉に招請(しょうせい)し、天下泰平や五穀豊穣を祈願する「世直し神事」。同神社の大祭は1960(昭和35)年以来、57年ぶりとなる。

 期間中、飛騨地域にある大小300社以上の神社から合わせて6800人がみこしを担いだ祭り行列をなして参向するほか、境内で「どぶろく」の振る舞い(各日100リットル、先着順、無くなり次第終了)、大祭限定御守の販売、特設ステージで獅子舞、神楽、闘鶏楽、剣舞などの神事芸能や、民謡、日舞、和太鼓演奏など伝統芸能の奉納を行う。

 初日のこの日は84社が参集し、駐輦場(ちゅうれんじょう)には御神体を運ぶ各神社のみこしや枠輿(わくごし)がズラリと並んだ。13時からは、神社本庁の献幣使(けんぺいし)として石清水八幡宮(京都府八幡市)宮司が「天皇幣(てんのうへい)」を捧持(ほうじ)して参向し、本殿で天皇幣奉幣式神事が行われた。

 晴天に恵まれ多くの参拝者でにぎわう境内では午前中、世界誠道空手道連盟「誠道塾」会長の中村忠さんが、17カ国から集まった門下生130人と一緒に空手型の稽古と奉納を行った。

 米ニューヨークの総本部から駆け付けたという中村会長は「飛騨の伝統ある神社の大きな祭り舞台で奉納稽古ができる機会をいただき光栄の極み。外国人門下生も本物の日本文化に触れるよい機会になった」と笑顔を見せていた。

 大祭は5月6日まで。期間中は一之宮町内各所に臨時駐車場を設け、水無神社までの無料シャトルバスを運行するほか、JRと濃飛バスが臨時便を運行する。主催の飛騨一宮水無神社式年大祭奉賛会では4日間で10万人の人出を見込む。

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