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飛騨特別支援学校で「半分青い」器製作 週末に展示販売イベントも

半分青い器の最終仕上げ作業に励む陶芸班の生徒たち

半分青い器の最終仕上げ作業に励む陶芸班の生徒たち

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 岐阜県立飛騨特別支援学校(高山市山田町)高等部・陶芸班の生徒たちが現在、「半分青い」器の製作に励んでいる。

 岐阜県が舞台のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」放送にちなみ製作している器は、鮮やかな青色が目を引くツートンカラーが特徴の皿やマグカップなど。

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 陶芸班では週3日ある作業学習授業を通じ、粘土の成形から絵付け、仕上げのやすりがけや防水処理まで13以上ある全工程を高等部1年~3年の生徒8人で行っている。

 同班ではこれまでもツートンカラーの器を製作していたが、今年4月下旬に道の駅「パスカル清見」(清見町大原)からの依頼を受けて集中的に「半分が青い」器製作に取り組み、6月中旬からようやく納得のいく器が作れるようになったという。

 同班で班長を務める勝又海翔さん(高等部3年)は「焼き上がりでは色が均一でなかったり、気泡が入ったり、欠けたりしてしまう物もあるので、うまく想像通りにできた時はとてもうれしい」と話す。同班メンバーの林恵一さん(同3年)は「指や爪の跡などが付かないようガーゼで慎重に成形した器を、型から切り離す作業は毎回緊張するが、うまくできたときは達成感がある」と笑顔を見せる。

 2人は「一生懸命作った僕たちの作品が買ってもらえた時はさらにうれしい。大切に使ってもらえれば」と声をそろえる。

 生徒たちは現在、7月14日に同校体育館で開く恒例の展示販売イベント「やるやるマーケット」に向け、商品の最終仕上げや検品、値札付けなどの作業に追われている。

 当日は会場に「半分青い」コーナーを設け約80点を販売する。価格は100円~300円。ほかにも、一輪挿しや置物、湯飲み、茶わん、大皿など約500点(100円~2,000円)を用意する。

 同イベントでは陶芸班のほか、木材工芸班、染色工芸班、調理班、どんどん工房班がそれぞれ、木のおもちゃや箸、草木染製品、シフォンケーキやパン、手芸製品など腕を振るった自信作をズラリと並べて販売する。

 開催時間は、10時~12時、13時~14時30分。