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高山の和菓子店が「メガいちご大福」-ホワイトデーのサプライズにも

「メガいちご大福」(=写真左)、右は通常サイズの「いちご大福」

「メガいちご大福」(=写真左)、右は通常サイズの「いちご大福」

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 高山の和菓子店「和菓子処 福寿庵」(高山市冬頭町、TEL 0577-32-8160)が現在、「メガいちご大福」を販売している。

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 「メガいちご大福」の大きさは直径約15センチ、重さ約700グラム。2Lサイズの「とちおとめ」10個をミルク風味の白餡(あん)と求肥(ぎゅうひ)で包む。価格は1個3,150円。

 同店の「いちご大福」は通常サイズ(150円)のほか、高級イチゴ「あまおう」の特大サイズを丸ごと1個入れた「プレミアム」(525円)、竹炭パウダーを求肥に練りこんだ「黒いちご大福」(230円)、イチゴ・バナナ・キウイを「カスタード白餡」で包んだ「その1大福」(400円)などもラインアップする。

 11年前、22歳の若さで初代として和菓子店を始めたという西田進也社長は「『お客さんの喜ぶ和菓子を作りたい。楽しんでいただける店づくりを』と思って早10年以上が過ぎた」と話す。当初、「季節商品」として1日30個だけ作っていたという「いちご大福」は、「おいしいからもっと作って」という利用客の声に応えているうちに、今では連日1000個を販売する人気商品になった。昨年は延べ7万個が完売した。

 毎日、深夜から西田さんがほぼ一人で「いちご大福」を包む。「今までの最高数は1日に1600個。もちろん全て手作業なので死にそうになりました(笑)」と西田さん。限界値を達成してからは、1日1000個までに決めているという。

 2年前から販売している「メガいちご大福」誕生のきっかけについて、「一つは『面白半分の思いつき』、もう一つは『お客さんと自分へのサプライズ』」だという。「技術的にも難しいので、たまに注文が入るとうれしい。大きすぎて食べづらいと思うが、和菓子で笑顔になってもらえれば」とも。

 パーティーや祝い事の利用で注文が入るという「メガいちご大福」。ホワイトデーを迎えるこの時期「サプライズ演出」として男性が買い求めるケースもあるという。購入日3日前までの予約受注販売商品。

 営業時間は9時~売り切れ次第終了。月曜定休(祝日の場合は火曜休)。

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